コザに片思い…

今日は仕事休みでしたが風邪っぽいため近所の病院に行きました。
ちょうど昼飯前の時間帯の為、病院の近くで昼食をとる事にしました。

ぶらぶらと商店街を歩くと通りから一歩出たとこに鰻屋さんの看板が…風邪ひいてるし、ちょっとリッチに栄養をつけようと思いお店に入ってみました。

店内は…お客さんは誰もいなく…四人かけのテーブルが三つあるだけで鰻のポスターと壁にテレビ、そして今の季節に（千葉は思いっきり冬です）扇風機が置いたままでした…

店員はおじさん一人だけ…殺風景な店内は、なんとなく「ここはお客さんが入ってないなぁ」と思わせる雰囲気が抜群でした。

おじさんがお茶を持ってきました。
一口お茶をすすると…お茶の味がほとんどしません。
お茶の色は濃いのですが…

で、僕が頼んだのは鰻重の梅、千二百円でした。

ほとんど味のしないお茶を飲みながら待つ事１０分、おっちゃんが鰻重を持ってきました。

鰻重には肝吸い、奈良漬け、そして何故かウィンナーもどきが出てきました。

鰻重にウィンナーもどき…不思議な組み合わせです。

まず肝吸いを飲むと…化学調味料の味しかしませんでした…
気を取り直して鰻重を一口食べるとカリッとクリスピーな歯ごたえがします。
鰻なのにクリスピー…
味付けは普通ですが、鰻を食べてるという感動が全くしません。

次に問題のウィンナーもどきを食べると…なんで、こんな物出したんだろうと言う味でした本当にくず肉を寄せ集め無理矢理ウィンナーにした感じです…

とりあえず鰻を掻っ込み重の隅に少くなったご飯と鰻を集めると…なんだか生臭いのです。
川魚特有の匂いが何故か重の隅っこにするのです…

食べ終わった僕は…「近所にあった蕎麦屋にすればよかったなぁ」と思いながらテーブルにお金を置いて外に出たのでした。

外に出て空を見上げると、いつもより青く見えたのは気のせいでしょうか。