2008年04月03日

林次さんの三線

僕が五年前にコザに一ヶ月程滞在してた時の事です。

泊まっていた民宿の客から「せっかくコザにいるなら林次さんの三線を聴いた方が良いよ」と言われました。


林次さんとは故嘉手苅林昌さんの息子さんです。


お父さんは沖縄民謡会の伝説の人。


林次さんも映画ナビィの恋でバイオリンを弾いておりました。


是非とも聴きに行こうと思い林次さんが演奏している民謡酒場に行ってみました。


場所はコザ十字路の近くの民謡酒場真喜志とみこさんのお店。


一人で深夜夜2時過ぎに行ってみました。

お店は、そんなに広くはなく奥にステージ、カウンターとソファーがあって三十人も入れば満室になるくらいでした。


お店に入ると二人のお姉さん(僕の母親より年上ですが…)に迎えられ、一人がお店のオーナーの真喜志とみこさんでした(お店に貼っているポスターでわかりました)。


肝心の林次さんは…常連のおじさんと何か話してましたが、僕と目が合うと優しく会釈してくれました。


お客さんは僕とおじさんだけみたいです。

林次さんと常連さんが話ている間、お店のお姉さんと、いろいろ話してました。
1時間くらい時間が立ったのでしょうか…

今日は林次さん唄ってくれないのかなぁ…帰ろうかなぁと思ってたところ、おじさんが「お待たせ、林次さんと話したいでしょ」と言い帰って行かれました。


帰るおじさんに挨拶すると林次さんが「こんばんは」と僕の隣に座ってくれました。


僕が正直に林次さんの三線を聴きに来たんですと言うと林次さんが「リクエストはある?」と聞いてくれました。


そんなに沖縄民謡に詳しくない僕は十九の春をリクエストしました。


すると林次さんは僕だけの為になんと三線を弾いてくれました。


僕は正直言って、音楽に詳しくありません。


でも林次さんの唄は…父親譲りで枯れているのですが凄く優しく感じるのです。
まるで唄っているより語ってくれてるようでした。


そして三線の音は、唄と一緒に優しく弱く感じるのですが音色は、はっきりと聞こえる不思議な感じでした。

その後、もう一曲リクエストして下さり白雲節を弾いてくれました。


お父さんの林昌さんに比べて似ているようでしたが林次さんの繊細が、そのまま唄と音に出ている感じがしました。


演奏が終わりお姉さんに、どうだったと聞かれ正直に思った事を話すと林次さんは、ありがとうと優しく答えてくれました。


演奏が終わり林次さんと少しお話、コザの事、音楽の事、親父(嘉手苅林昌さん)の事…


この夜の事は今でも忘れない思い出です。

また、林次さんの唄を聴きたいですね。



Posted by しゅんぞう at 01:34│Comments(4)TrackBack(0)

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この記事へのコメント
しゅんさん、アリンも三線持っているよ。

家族が持っていたので、よこせって(笑)


3月に行ったコザのお話は、またの機会に。

アリンとしては、やはり、ゲート通りのライヴハウスが心配。

デイゴホテルのデイゴ姉さんは、お元気でした。

社長も、お元気でしたよ。

    アリン
Posted by アリン at 2008年04月03日 12:34
一時 おやすみしていたようですが 最近 またいるそうですよ。

近所に住みながらなかなか行けませんが、

あそこの豚の背脂で煮込んだ煮物?おでん?とても美味しかった^^
Posted by lotus55lotus55 at 2008年04月03日 23:59
アリンさん〉
コザ情報ありがとうございます!

僕も三線持ってますが全然弾いてません(苦笑

その三線を今、妹が狙ってます(苦笑

ゲートのライブハウス心配ですね…そろそろ復活して欲しいんですが…
Posted by しゅん at 2008年04月04日 03:30
lotus55さん〉
林次さんの三線は政雄先生とは、全然違う音ですよね。

あ、思い出しました、僕、この店で肉じゃが食べましたよ、五年ぶりに(笑)

人間の記憶って面白いですよね(笑)
Posted by しゅん at 2008年04月04日 03:37